僕たち理美容業界に
「HSA」という全国組織の技術研究団体ってのがありまして、
その団体は全国25支部、1800件余りの会員がいるけっこう業界ではでかいんです。
モルトンもその団体に所属しているわけで、常日頃から技術講習なんかでお世話になってますのだ。
9月30日はその団体の技術コンクール全国大会!!!
その名も
「第30回 HSA全国フェスティバル」
こんな感じで競技してるんです。
そもそも「技術コンクールってどんなことするんな?」
ってお客様にもよく聞かれるので、ちょっとご説明を・・・
「ウィッグ部門」といってマネキン使って自由にヘアデザインする部門
人間モデル使って、ヘア、メイク、ファッションをトータルで創る「メンズ部門」、「レディース部門」
パーティースタイルを創る「ドレスヘア部門」
あとは、理美容学生なんかが主に出場する、「ワインディング部門」
これってパーマのロッド巻。決められた時間内に、ある一定の本数以上をいかに美しく、正確に巻くかを競う種目
お見せできないのが残念ですが、恐ろしいくらい美しく巻かれてますぞ。
マネキン部門の作品例
これをカラーとかパーマは事前にやっておいて、会場ではカット&ブローをするんです。
綿密に考えられたカットに合わせたカラーやパーマを施してあり
憎らしいくらい短い競技時間内でスタイルを完成させる。
このスタイルを完成させるには色んな難しいカットやブローテクニックが駆使されているんです。
ほらほらなんかそんな気がしてきたでしょ???
ほんでも「こんなスタイルする人おらんやん」とか「こんなカラーする人おらんやん」
って言われそうなんですが、
カーレースの最高峰「F1」
まさにそんな感じなんです。
技術の粋を集めて車を創り、公道ではありえんスピードを競う。
そこで培った技術を一般乗用車にフィードバックする。
かたや
コンクールで優勝するための、独創的、かつ斬新で美しいヘアデザインをひねり出すアイデア、ひらめき、センス
そのデザインを具体化するためのテクニック
それをお客様のヘアスタイルを創るために生かすわけですなあ。
だからコンクールって面白いんです。
そんな「HSA全国フェスティバル」に山内君出場してきました。
会場はいつもの東京都中野区「ZEROホール」
最初の動画には山内君、映ってません。だってこんな後ろにいるんだもん。
「HSA香川支部」の会員の皆様、
そして、教育部の先生方(過去にコンクールでバリバリの成績を残してる強者の先生方なーのだ)
なんかにも協力、助言をいただきながら
この日のために、山内君ここんとこず~っと営業終了後、毎夜毎夜練習に励んでおったのです。
頑張りましたが全国の壁は厚かったぁぁぁ
実は一昨年は敢闘賞に入賞したんですが、今年は残念賞。
大嫌いな飛行機にものってわざわざ東京まで行ったのに!!
でも頑張ったテクニック、知識等は山内くんの一生の宝物となるはずだ。
この経験を生かして、山内君は今日からお客様のカットもさらに上手くなっているはず。
なってないと困る。なっててね!!
最後までご清聴ありがとうございました。
(色んな作品見れて楽しかったオーナー)